バックサイド180とキックフリップの複合技のこのトリックはよくバックサイドフリップと呼ばれます。メイクの鍵は180をしっかりしつつ、まっすぐな蹴り抜きのキックフリップを入れることです。基礎となる2つの技の熟練度が上達の鍵です。 フッテージはかなり前にインスタで使用したものを再利用。
Skater: Kyohei Noda
やり方
キックフリップのスタンスと180の構え
スタンスはキックフリップで、前足を踵側に引きます。上半身はB/S180と同じように回転方向とは逆にひねり勢いを付けやすい状態にします。このトリックに限らず、テールを弾く直前までは左右にぶれずにまっすぐ進むように意識します。
しっかりB/S180しながらまっすぐキックフリップ
上半身をしっかり回しながらテールを弾き、フリップを蹴り抜きます。実際には斜めに蹴っている形にはなりますが、感覚としては普通のキックフリップと同じようにまっすぐ正面に蹴り抜きます。メイクできるかどうかはこの段階でほぼ決まり、テールを弾くまでにしっかりと180の先行動作が出来ているとスムーズにフリップやその後の動作に繋げることができます。
キャッチに集中し、それから回す
しっかりと180の動きが出来て身体が回っていれば、板の動きとキャッチに集中できるようになります。高いレイト気味の180が出来れば板をキャッチし、それから残りを回しきるという動画のようなバックサイドフリップが出来ますが、低くてクイックな180でも同じ要領でできます。逆にどれだけ高くても上半身が回っていないと回りきれずに止まってしまいます。
技のクオリティはベースとなるB/S180とキックフリップによりますが、安定したB/S180の動作の中に自然とキックフリップを入れるという感覚で、自分自身のタイミングや感覚を掴んでメイクしてください。