OLLIE STEP HOWTO
ゼロからオーリーまでの練習法

スケートボードを始めた多くの人が最初に憧れる技は、板と一緒にジャンプする技「オーリー」でしょう。ただこの技はスケートボードを始めたばかりの方にとっては難しく、実際に習得にかかる時間も長いので出鼻をくじかれ諦めてしまう人も珍しくありません。

大切なのはいきなり高くて安定したオーリーを目指すのではなく、小さなステップを踏んで練習することです。ここではスケボーを始めてからオーリーを習得するまでの効果的な練習法を5つのステップに分けてご紹介します。

オーリー習得の5つのステップ

それでは具体的なステップを見ていきましょう。その前にオーリーで板がどのように浮くかなどの仕組みや、基本的なやり方を「OLLIE HOWTO」を見てイメージしておきましょう。

STEP1: スタンスに慣れる

オーリーを始めとするフラットトリックには専用の足の配置「スタンス」が存在し、オーリーの場合は後ろ足つま先をテールの先端、前足をビスの手前(キッズスケーターであればもう少し狭くても大丈夫です)に置きます。

ただスケボーを始めたばかりの方にとってはこのスタンスでバランスを保つことさえ難しいので、まずはある程度板に乗ることに慣れる必要があります。そのためには先に以下の3つの超基本となる動作だけは習得してください。

01: 乗る/降りる/進む/止まる
02: プッシュ
03: チックタック

チックタックはカッコ良いかどうかは別としてスケートボードに乗ることに慣れ、オーリーのスタンスの安定にも直結する非常に重要な基本技です。習得に要する時間はスケボーに初めて乗ってから2〜3日といったところですが、出来るようになるとスケボーがグンと楽しくなるので必ず習得しましょう。

STEP2: テールを弾く

オーリーのスタンスに慣れたら本格的なオーリーの練習に入りましょう。オーリーで最も重要なのはテールをしっかり地面に当てることです。止まったままオーリーのスタンスを作り、その場でテールを踏んでみましょう。

テールが地面に綺麗に当たるとパチッと音がするので、そのまま着地しましょう。このHOWTOで最も伝えたかったのはここです。

この時後ろ足のつま先がテールからはみ出さないこと、板が左右に傾かず地面と平行であることを確認し、重心が後ろに傾いて腰が引けないように注意しましょう。

連続で何度かメイク出来るようになるまで繰り返し練習しましょう。この段階では浮かんでいる感覚はありませんが、前足の擦り上げの動作を含めたオーリーの原型は出来ています。

STEP3: ジャンプしながらテールを弾く

テールを地面に当てることに慣れてきたら、次は同じ動作をジャンプしながら行いましょう。ジャンプは後ろ足を使った片足跳びで、後ろ足に最も力が加わるタイミングに合わせてテールを踏んで地面を弾きます。

うまくいけばジャンプする力を重なってボードが空中に浮かびます。もちろん空中で板を平行にする高いオーリーにはならず、5センチほど浮けば良い方でしょう。

ジャンプすることにより前のステップよりも重心が後ろに傾きやすく、体も左右にずれたり傾きやすいです。これらを回避して安定したオーリーをするには、頭の位置を固定することが重要です。完全に板の真上というわけではなく安定する位置で良いですが、動作の途中でずらさないように意識しましょう。

STEP4: 滑りながらオーリーする

止まったままに慣れてきたら、ゆっくり滑りながらオーリーしてみましょう。最初はゆっくり進みながらSTEP2のようにテールを地面に当てるだけ、慣れてきたらスピードを徐々に上げながらオーリーしましょう。

滑りながらの状態でも注意することはSTEP3までと同じですが、進みながらの場合真上にジャンプしようとしても重心が後ろに傾きやすいので、少しだけ前にジャンプするような意識で練習すると安定したメイクに繋がります。この段階でもまだ目標の高くて安定したオーリーにはなりません。

下がったテールが地面から5cm〜10cm程度浮くオーリーが繰り返し出来るようになれば次のステップに移りましょう。

STEP5:物越えの練習

物越えの練習はあなたのオーリーを空中で板を平行にする高く安定したものに矯正してくれます。物越えの具体的HOWTOは「オーリーでの物越え」で紹介していますのでご参照ください。

もちろん最初から高いものを越えるのは難しいです。1〜数センチの低いものから始め、その高さに慣れたら徐々に高さを上げていきましょう。一度に上げる高さは必ず5センチ以内にしてください。一気に高さを上げるのは無謀だしモチベーションを失うので絶対に止めましょう。

少しずつ高さを上げることがことによりかなりスムーズに高さを上げていけます。最低でもセットコーンの30cmは越えられるようになりましょう。コーンに取り付けたバーに相当する60cm程度を越えられればボックスでの50-50など、後からの上達は早いです。コーンでこれをするのが難しければホームセンターで高さ5センチ程度の角材を短くカットしたものを重ねて使いましょう。

上達には個人差がある

以上のステップを踏むことにより効果的にオーリーを習得出来るでしょうが、毎日練習してもセットコーンを超えるのに数ヶ月〜半年は掛かるでしょう。ただ、チックタックが出来るようになり少しでも板を浮かせることが出来ればスケートボードは一気に楽しくなります。

上達のペースには個人差がかなりあるので、周りの人が自分より早く上達したとしてもあなたがスケーターとして劣っているわけではありません。焦らず自分のペースで、楽しみながら上達していってください!

最新NEWS

2024/06/13

【新入荷】EMERICAの鉄板スケートシューズ

発足当時からのロック路線を貫き、デザイン性の高さとスケーター専用に設計されたスケートシューズとしての性能が魅力のシューズブランドEMERICA(エメリカ)より 足への負担を極限まで抑える、高耐久のハイエンドモデルシューズが続々入荷中…

2024/06/13

【新入荷】バリ島発のスケートアパレル TELEVISI STAR

インドネシア・バリ島で発足された新進気鋭のアパレルブランドTELEVISI STAR(テレビジスター)のパンツがオンラインに入荷しました! TELEVISI STARの魅力はバリ島で一つずつハンドメイドで作られているアパレルのクオリ…

2024/06/13

【Little Tips】キックフリップ・ボディバリアル – 蹴り抜いて入れ替え

https://youtu.be/wn_4i9o4TcM キックフリップ・ボディバリアル(セックスチェンジ)は、キックフリップ中に足を前後に入れ替えてスイッチの状態で着地するトリックです。意外と使い所があり、キックフリップに慣れ…