カーブボックスや縁石でやる最もベーシックなトリック、F/S50-50グラインド。コーピング部分にオーリー・インして、トラックでゴリゴリとグラインドする感覚はヤミツキになりますが、どのタイミングでトライし始めるのが良いかと迷う人もいるのではないでしょうか。ここでは、F/S50-50をスムーズに習得するためのポイントをお伝えします。
コーピングを見て斜めにオーリー
まずは転んでも安心な、低くて滑りにくいボックスや縁石を選んで練習しましょう。カーブに対して斜めにアプローチし、コーピングをしっかりと見て狙いを定め、斜めにオーリーします。最初はグラインドするというよりもコーピングに正確に乗ることの方が大切です。自分が最も正確に板をコントロールできる、遅いスピードで練習を開始するのが良いでしょう。
上半身でコントロール
斜めにオーリーしながら、身体をコーピングに沿わせるように角度を調節し、それに板を合わせるようにしてコーピングに乗ります。最初は正面からオーリーして90°板を傾け、ストールをするようなエントリーをするのも有効です。
ノーズを浮かせてアウト
グラインドし始めたら、ノーズを軽く上げてアウトします。ただ、これはコーピングの最後までグラインドしきれたらの話で、途中で止まる場合は軽く外側にオーリーするようにアウトします。最初は少しグラインドをし、途中でオーリーアウトする方がずっと安全です。