板と体をバックサイドに360°回転させるこのトリックは、しっかり回し切ろうとした場合、多くの人にとってスケートボードのトリックの中でも最も難易度の高いトリックのひとつです。フラットで完璧にやっている人はそれだけでかなりの熟練したスケーターだと言えるでしょう。このトリックのポイントは上半身と板のスピンです。上半身は軸を保ったまま360°回転させつつ、板は360インポッシブル、またはポップショービットのようにしゃくりながら後ろ足に絡ませるようにテールを弾くことでフルロテーションが可能になります。上半身の回転は少し重心を背中側にキープし、肩を使ってしっかり回転させることが重要で、タイミングを合わせて後ろ足で板の回転をしっかり行うことでメイクできるようになります。いきなりは難しいので、まずはドライブから始め、少しずつフル回転できるように練習を積んでいきましょう。意外にもフラットよりバンクやステアの方が対空時間を稼げるのでやりやすいこともあります。
【Little Tips】Backside Suski Grind – 斜めの気持ち良さ
https://youtu.be/uFqWmehdixU 5-0グラインドで、ノーズを横(ボックスの逆側)に向けた状態でグラインドするサスキ・グラインド(SUSKI GRIND)。アーロン・サスキ氏によって定着したこのトリックは…