スケートボードの最も基本的なトリックのひとつであるショービットは、板を後ろ足で180°回転させる技です。すぐに出来てしまう人もいれば少し時間がかかって出来る人もいますが、ポイントを掴めば必ずメイク出来るトリックです。安定したメイクの鍵は無駄な動きをなくし最低限の動作をすることです。
やり方
まずは片足を置いて練習
まずは板を回したあと、後ろ足を板に乗せないようにして板を回す感覚だけ身に付けます。基本的には後ろ足のつま先をテールの端に引っ掛け、正面に押すだけです。どの方向に回したら板が正しく回るのかを掴めるまで何度も繰り返します。感覚を掴めたらそのまま勢いで出来てしまうこともあります。
軽く膝を曲げる
ショービットは止まった状態だと後ろに進んでしまうこともあるので、板を回す感覚に慣れてきたらゆっくり進みながらやっても良いでしょう。※怖い場合は自信が付くまで止まっていても問題ありません。軽く後ろの膝を曲げ、後ろ足つま先に力を込めます。力み過ぎないようにこれまでと同じ要領で後ろ足を正面に送るように押しましょう。
跳ぶのではなくその場で板をまたぐ
重要なのはジャンプするのではなく、その場で板を跨ぐようなイメージです。ショービットは無駄な力が入るとコントロールが難しくなります。無駄な動きを避けて最低限の動きで出来るようにすると安定性が増してマスターに近づきます。前足も出来るだけ動かさず、真上に軽く上げて回った板をキャッチするようにします。