スケートボードの2つ目の難関、キックフリップ。マスターするには、とにかくいろいろな場所で板を回すことに慣れなければいけません。2~3段の小さなステアや低いギャップは、フラット以外でのキックフリップをするのに最適です。ここでは段差のある場所でキックフリップするポイントをご紹介します。
1.着地地点をしっかり見る
フラットでのキックフリップとの大きな違いは最初の目線です。フラットでは多くの場合ノーズ周辺を見ていると思いますが、段差の場合は着地地点をしっかりと見ておきます。目線が変わることは動作にもかなり影響しますが、フラットと同じ動作を行えることが大切です。最初恐怖を感じるときは無理にテールを弾かず、しっかり動作のイメージができたときにはじめてテールを弾くのが怪我を少なくするポイントです。
少しだけ前に跳ぶ
フラットでは安定してメイクできていても、いざ段差を目の前にすると、意識に反して腰が引けてしまい、着地でバランスを崩してしまうことは珍しくありません。テールを弾く直前、フラットよりも少しだけ前に跳ぶように意識し、腰を引かずにいつも通りのフリップを空中で行えるようにすると、空中できれいに板が回ってくれるようになります。
重心を崩さず着地
空中で板をキャッチ出来たら、重心を崩さずに着地します。とはいえ着地の時に重心を意識するのではなく、全体の流れを通して重心を維持することが重要です。慣れてエアキャッチしてギャップをスムーズに降りられたら、たとえそれが小さなものであってもフラットよりも気持ち良いです。怪我しないように気を付けて安定メイクを目指してください!