スケートボード用語で、斜面は「バンク」と呼ばれます。傾斜の緩いものであれば乗り始めて間もない頃から楽しめますが、少し角度のあるものはある程度オーリーが出来るくらいスケートボードに慣れてからの方が楽しめます。ここでは少し傾斜のあるバンクで出来る比較的簡単な4つの小技をご紹介します!難しい技にいきづまったら、気分転換として是非試してみてください!^^
オーリーの練習にいきづまったら!
これらの技は比較的簡単に出来るので、練習も楽しく出来るでしょう。なので、オーリーでなかなか高さを上げられなかったり、キックフリップで板に乗れない状態が長く続いてストレスがたまったりした時にお試しください。
※逆に板に乗ることに慣れていないと危険なので、ある程度滑りながらのオーリーが出来るようになるまではオススメ出来ません。
#01 降りて乗る
一番簡単なのは、バンクの途中で足を板の左右に降ろして、メインスタンスで戻る技です。バンクの傾斜が急になるとこれだけでもけっこう見応えのあるトリックになります。コツは以下の2つ。
1.スタンスとアプローチ
後ろ足をテールに置いたスタンスですが、つま先をテールから少し出し、足を外しやすくしておきます。バンクの頂上(コーピング)に上り切ると板がロックされてしまうので、上り切らない適度なスピードでバンクにまっすぐアプローチしましょう。
2.上り切る前に降りる
降りるタイミングは、板が上っている途中です。板にまだ上る余裕を与えることによって、降りたあと板に戻る体勢を整えるための余裕が生まれ、動作が安定するからです。
バンクに体を沿わせる
バンク上で重要なのは、傾斜に対して垂直に立っているよう体の向きを合わせてやることです。引け腰、前のめりになるように注意しながら動作を行いましょう。
#02 バンク側面でのロックtoフェイキー
バンクの側面を使ってのロックtoフェイキー(インターフェイキー)は、気が向いたときに練習出来るお手軽なトリックです。ボードコントロールも向上されることが出来るので早い段階でやってみましょう!
ロックのコツ
まずはフェイキーではなく通常のアウトをやってみましょう。ロックのコツは以下の3つです。
1.重心は後ろ足に
2.前足でノーズを押さえる
3.前の腕を前方に開く
重心が前足側にずれるとロックが安定せず前方にずれてしまいます。ロックを安定させるには少し体を引くようにして後ろ足に重心を置き、ノーズは前足の力のみで押さえるようにします。また、前の腕を前方に向けることによってロックが安定し、アウトのための余裕が生まれます。
フェイキーアウトのコツ
フェイキーアウトをするには、後ろ足を軸にノーズを後方にもっていきますが、このとき体は通常のアウトと同じくバンクの入口を向くようにします。体をひねるような形になるこの動きはフェイキースタンスでアウトする多くの技で使うボードコントロールになります。
慣れたら逆方向も
慣れたら逆方向も挑戦してみましょう。こちらは後ろを向いてのアウトになるので若干難しいでしょうが、基本は同じで、動きの向きを逆にします。何度か失敗するでしょが、繰り返すとコツが掴めてくるでしょう。重心が不安定でアウトしようとすると少し危険なので、気軽に出来るといっても注意してやってみましょう。
#03 順次更新!
他の小技は現在製作中です。出来次第公開していくのでこうご期待!